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活動内容

展示会

2009年○月○日  第10回 ○○セミナー
≪2011年 第9回サンシャインシティ・クリスマスローズの世界展≫
(2011年3月号会報より)


2月18日(金)初日の9時頃には雨の中長蛇の列で足元の悪い中訪れた方々に会長が謝辞を述べ、開場の
頃には雨もあがり順調に人足ものびました。
入場してすぐに落ち葉を敷き詰めた原生地風景が癒しの空間となって拡がり、 続いてRHSのコンテナガーデン
の連なりの後原種の開花株の展示が人々の目を楽しませました。

今年は同じキンポウゲ科の愛らしい雪割草の花々の豊かな色合いと、小さな花の大株の見事さは目を見張る
ものがあり日本原産の世界に誇れる植物だと実感しました。更に原種のシクラメンのコーナーでは、これまた
原種ならではの野性味と品があり、植え込みの展示も含め興味深く見入っている人が多かったようです。
新花の出品会場では、一鉢毎に下から覗き込んで写真を撮る人が多く、熱心に質問する人や担当者の説明に
耳を傾ける人、入賞花に賛辞を贈る人など、このコーナーを設けた事は担当者のご苦労は多かったと思いますが、
当協会ならではの格調の高さで来場者を魅了したと思います。

協会の展示場は昨年より狭くなったという印象は無く、来場者から開放的で見易く良いという反応が多くあり
ました。協会員の力作の写真や寄せ植えの大作、丹精こめた鉢は来場者の購買欲を刺激したようで、どこで
買えるのかとか中には一緒に選んでほしいという人も居ました。
協会主催の限定30名の寄せ植え講座は心配をよそに好調で、受付の鉢を見て土曜日に来れば良かった
という人も多く受講者は満足気でした。講座の場所もカフェも概ね好評でよく賑わっていて位置関係もよかった
ようです。
毎年来ているという方々から年毎に趣向が変わって楽しいとか今年の展示や出店ブースがよかった、また来たい
との声もあり、3日間で9282人(前年比120%)の来場者があったという事は来年の10周年に弾みがついた
のではないかと思います。
皆様のチームワークとご協力に感謝致します。  (吉田一子)


◇新花コンテストについて 入賞作品紹介◇

 新花コンテストには北海道から岡山まで各地から優れた作品が多数集まり、FAJの長岡求氏、王子木材緑化
(前マリポサ)清水秀樹氏、協会員3名で審査を行ないました。
 今回の出展作品の特徴は、てまり咲きともいえる多弁花など従来クリスマスローズにはみられなかった花形の
追求、花形と香りのコラボレーションなど育種の方向の一片でも垣間見ることができたことは、このコンテストの
意義を示すことになるでしょう。
 展示終了後は出品者が販売を可とした株等でオークションが行なわれ大変な盛況でした。

 上位入賞作品の評価と奨励賞、特別賞は次のとおりです(降旗道雄)

<最優秀賞>
「ドワーフシリーズ2」
 横山園芸さん
矮性小輪多花性で花形が良く鉢植え、庭植え、切り花等多目的に適する完成度の高さが見られた。
<優秀賞>
「彗星」
 広瀬利彦さん
高性八重咲き細弁花で、アルビナ系のクレマチスを彷彿させる姿が、今までに無い方向を示している。
<優秀賞>
「セミダブル・ゴールド」
 野田園芸さん
花色がゴールドネクタリー系としては多少薄いが、副弁が大きいセミダブルで、葉色は濃く、花を引き立たせて
いる。
<奨励賞>
「ボタン咲ダブル・アプリコット」 吉田園芸さん
大輪多弁咲
「アロマ4」 松村みよ子さん
リグリクス由来の芳香性ダブル
「ダークヘレボルス」 片山雅博さん
臙脂色二重咲
「アロマ2」 松村みよ子さん
オドルス由来の芳香性ダブル
「ドワーフシリーズ3」 横山園芸さん
矮性小輪多花 臙脂覆輪系復色花
<特別賞>
「グリーンピコティ」
 若泉克志さん
クロアチアカスダブルとの交配
「グランジュデさくら」 野田園芸さん
4倍体 丸弁カップ咲桃色花
「風車」 野口文弘さん
γ線照射による突然変異

▼最優秀賞  ドワーフシリーズ2 横山園芸さん

「新花コンテスト最優秀賞をいただいて〜誕生秘話」
この度は微力ながらも最優秀賞をいただきましたことに、心から感謝をしております。
近年クリスマスローズは知名度が上がり、徐々に日本に定着しつつある植物の一つと感じております。
僕自身が初めてクリスマスローズに出会ったのは小さいころで、本当に地味な花でした。茶花で十分使える
という父のうたい文句が今でも思い出されるのですが、数十年経って人気が出た理由の一つにはどことなく
和の雰囲気を持っている部分があるからこそ、このクリスマスローズが日本人に受け入れられた一番のポイント
と思っています。
色合いや、ややうつむき加減に粗相と咲く姿に感銘し、そして花に近づき細部まで見てこだわる人種は世界中
探してもそう多くはないと感じます。
そんな中で今回大賞をいただいた花は、構想9年になるわけですが、常にテーマは『和』というものを意識して
創り上げていきました。落ち着きのあるシックな色とコンパクトにまとまる株姿。もちろん他の綺麗な色の花が
あって初めて目が向けられる花の一つかもしれませんが、桜鼠色というような色は古くからある日本の色の
一つなので、自然と受け入れられる色かと思いました。中を見てみると実はしっかりとピコティーになっており、
中を覗き込んでも面白味のある花になっています。

これは交配をしていく第一段階で性質の強いハイブリット・グレーにトルクアタスのピコティー・ベインタイプの
花を交雑してその色を出しました(F1)
次に花の大きさですが、直径1,5cmくらい大き過ぎず小さすぎずという大きさです。ドュメトルムを片親に使い
サイズを小さくして、よりコンパクトにまとまりのある形に仕上がるように交配をしてコンパクトなグレーを
得ました(F2)。
最後にこうして得られた2タイプの子F1とF2を交配してちょうど中間形質である「横山ドワーフシリーズ・
グレーピコティー」(仮称)が生まれました。全てが思い通りに上手く行っているわけではなく花が緑になって
しまったり、大きくなってしまったり、花付きが極端に悪かったりする株も半分くらいは出てしまいますが、
残りの株は見事にまとまり、成体になった時の葉の大きさも細めで手のひらサイズでコンパクトにまとまる株を
選抜することができました。

原種を使うとやや性質・生育が落ちることも懸念されましたが、より常緑に近いタイプを残し、強いものを選んで
いくことにより庭でも育てられる花が生まれました。
思い描いていたものが形になり、認められ、そして喜んでいただけた瞬間はタネをまく人間にとって何より
うれしいことです。これからも日本人らしい優しい花を創って、いつか世界に向けて発信出来たらよいなと夢を
見て、クリスマスローズを育てて行こうと思います。(横山直樹)

▼優秀賞 セミダブルゴールド 野田園芸さん


▼優秀賞 彗星  広瀬利彦さん




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